腹の傷3/01/2014更新

開腹は「縦切り」でした。ヘソから下12センチほどでしょうか。実は、当初、美容面から「横切り」を希望していました。しかし、いろんな検査をしてゆくうち、悪性の可能性も出てきた為、「横切りでの開腹手術は無理です。」と言われてしまいました。今となっては、まあどちらでもよかったかなと思っています。
(写真をクリックすると拡大されます。)

抜鉤(※1) 手術から2ヵ月後 手術から9ヶ月後 手術から1年5ヶ月後
 イソジン消毒液をつけているので患部が茶色になっています。パッとみるとムカデに見えるので、「ムカデちゃん」と呼んでいます。

(※1)
【抜鉤】 … 読み:『ばっこう』。 ホッチキス針みたいな針を抜くこと。
 手術してから2ヵ月後に撮影した傷口。 抜鉤頃の切り口は割りとシュッとしていたのに、2ヵ月後にはその切り口が結構広がり、かわりにムカデの脚の部分は薄くなっています。
 傷の部分自体は赤みがかった軽いケロイド状になっています。(ショック...)
 ちなみに、ここに載せていない恥骨付近の傷は幅4mmぐらい(ムカデの頭部分も同じぐらい)、この写真に写っているあたりは2mm幅ぐらいに傷が広がっています。
 手術してから9ヶ月後に撮影した傷口。 ムカデの頭や体の中心部分が白めの色に変色し、ムカデの足も体もそのシルエットはあやふやになってきています。 手術して2ヶ月後はまだムカデ(傷)全体にかなりの赤みがありました。 
 でも9ヶ月経つと、その赤みは色素が沈殿したのか、結構引いて茶色っぽくなっています。 だからといって、目立たなくなったというわけではありません。

 写っていませんが、恥骨へ近づくほど、やっぱり軽いケロイド状に盛り上がっています。しかし思ったよりひどくないのかもしれません。
 手術してから1年と5ヵ月後に撮影した傷口。 線が薄いところも出てきて(赤い矢印部分)、 ムカデ胴体も散り散りになりつつあります。
 もちろんこの傷口がすべて消えることはないでしょうが、 でも結構薄くなってきたのでは?と思っています。 
 そういえば、温泉などに行くと必ずお年を召された方にこの傷口を凝視されてとにかく嫌だったのですが、 最近はそんなジロジロも気にならなくなりました。慣れたのでしょうか。
 手術から8年6ヶ月後      
 
特に傷あとが目立たなくするようなクリームやケアなどは一切せず傷あとほったらかしの状態で術後8年半経った状態の腹の傷です(※あくまでも私の場合)。
     

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