病院での入院生活 |
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入院生活...。さまざまな局面に立たされはしましたが、入院生活自体は意外と快適でした。看護師さんの質は高いし、施設もきれいだし。そして、食事は、専用コンピューターでメニューを二者択一、好きな方を事前に選択したり、食事を病室ではなく、眺めのいい患者用食堂で食べることを選択することもでき、『患者様はお客様』といった最近の風潮・病院経営手法がそこかしこに感じられる入院生活でした。10年前に事故で入院した頃の病院ではありえないことです。各階にコインランドリー、そして病院内には売店、食堂、喫茶店、図書室、銀行ATM、郵便局などもありました。 さて、入院したのは13日間でしたが、そのうちの術前・術後7日間は個室で過ごしました。当初、個室にはあまり入りたくないと思っていましたが、その快適度は日に日に増し、大部屋に戻る頃にはちょっと名残り惜しい気すらしました。大部屋での生活は患者同士のコミュニケーションがあるし、個人的には意外と好きなのですが(ハズレももちろんあります)、術後、胃腸の具合が悪かった私にとって、個室の自分専用のトイレというのは、最大の魅力となっていたように思います。 入院生活中での忘れられないアイテムといえば、弾性ストッキング。手術中、同じ姿勢でいることによる静脈瘤を防止するため、この弾性ストッキングを履かされていたのですが、コレが意外と気持ちよくて。すっかり歩き回れるようになっても引き続き履いていました。履くだけでシュッとして脚のだるさ、むくみがスーッととれる気がして、今でもちょっと病みつきです。 |
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入院中1週間いた個室。ドアを開けカーテンをくぐると、ちょっとしたソファーが。ソファーの前のドアの向こうは、セパレートのシャワーとウォシュレット付トイレです。 |
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個室の一番奥にある洗面所。窓からの景色はきれいでした。 |
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