全身麻酔  10/09/2005

全身麻酔では、麻酔科医が手術中に患者の意識や痛みを取り除き、安定した状態で手術ができるように人工呼吸を行いながら、血圧や脈拍、尿量、体温などの管理を行う。このときに息する道を確保すること、気道確保が重要で、マスクか、口から喉の奥の器官の中に管(細くて柔らかく、指の太さ)を入れ(気道挿管)、気道確保をする。
この操作は患者が眠ってから行うので、苦しい、痛いなどという感覚はない。術前の絶飲食は必須。


危険性
麻酔だけが原因で、死亡したり、脳障害を起こす割合は、日本にある専門麻酔科医が勤務する病院では10万から20万件に1件と報告されている。
全身麻酔の場合、気管挿管後に一時的にのどが痛かったり、声枯れがしたり、歯が折れたり欠けたりすることが起こりうる。


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